ライザップのシニアプログラムと無料健康相談を体験してきた！カウンセリングとトレーニングの内容をレポ

日本国内最大手のパーソナルジム「ライザップ」は、60代・70代以上のシニア層向けに「シニアプログラム」というプランを提供しています。

ライザップといえば、厳しいトレーニングと食事制限のイメージがありますが、シニアプログラムとはどのような内容なのでしょうか？

そこで今回、60歳以上のシニア層向けのカウンセリング「無料健康相談」と、入会後の「シニアプログラム」を体験してきました。

本記事では、「無料健康相談」の流れや実際のシニアプログラムの内容について、たくさんの動画や写真とともにレポートします！

※撮影のため、一時的にマスクを外している写真がございます。

RIZAP銀座店で「無料健康相談」と「シニアプログラム」を体験してきました！

今回RIZAP銀座店で、60歳以上向けに提供している「無料健康相談」と、入会後の「シニアプログラム」を体験してきました。

ご協力いただいたのは、神奈川県にお住まいの67歳、高野さん。

早速店内に入っていきます。

加藤

こんにちは！今日はよろしくお願いします^^

亀井トレーナー

加藤さん、高野さん、こんにちは。本日はようこそお越しくださいました！

今回担当いただくのは、RIZAP銀座店の亀井トレーナー。

高野

どうぞよろしくお願いします。

それでは早速シニア向け「無料健康相談」のスタートです！

ライザップのシニア向けの「無料健康相談」のカウンセリング内容は？

ライザップの無料健康相談のカウンセリングの流れは下記のとおりです。

1. カウンセリングシートの記入
2. 高性能体組成計での身体計測
3. 現状の悩みや理想についてのカウンセリング

ここまでで約90分間。このあとに、希望者は約30分の体力測定を無料で受けることができます。

それでは、まずカウンセリングの流れからご紹介していきます。

1.カウンセリングシートの記入

まず、カウンセリングシートの記入から行います。カウンセリングシートの内容は、名前などの基本的な情報に加え、下記のような設問があります。

• 現在の悩みは何か（体型の変化を感じる/姿勢の変化を感じる/疲れやすくなった/脚がつることがあるetc…）
• やりたいこと・なりたい自分（健康的な生活を送りたい/体力と筋力をつけたい/おしゃれを楽しみたい/新しいことにチャレンジをしたいetc…）
• 理想の姿（○○代に見られたい/○○さんのような体型etc…）

シニア向けのカウンセリングシートになっており、通常のものと内容が少し異なりました。

通常のライザップの無料カウンセリングについて気になる方は、こちらの記事をご覧くださいね。

【直撃】ライザップの無料カウンセリングに行ってみた！流れや勧誘事情も徹底解説

亀井トレーナー

スラスラ記入できるところだけで大丈夫ですよ^^

カウンセリングシートの内容は結構多いですが、書くのが難しい箇所は記載しなくても問題ないようです。

高野

記入できました。

亀井トレーナー

ご記入ありがとうございます！それでは、先に高機能体組成計で身体の計測を行いましょう。

2.高性能体組成計で、筋肉量や脂肪量など細かく計測

ライザップには、TANITAの高性能体組成計が用意されています。高性能体組成計は、体重や体脂肪といった内容だけでなく、筋肉量や水分量・左右のバランスなども計測することができます。

亀井トレーナー

靴と靴下を脱いでお上がりください^^

計測が完了したら、カウンセリングルームに戻って、本格的にカウンセリングが始まります。

3.現状の悩みや理想についてのカウンセリング

カウンセリングシートの記入内容と計測結果から、本格的なカウンセリングがスタートします。

亀井トレーナー

計測お疲れさまでした！高野さんは、体重も標準の範囲内でキープできており素晴らしいですね。何か体に悩みはありますか？

高野

運動をしていたときにふくらはぎを痛めてしまったことがあり、それ以降運動をするとふくらはぎが痛くなることがあります。

亀井トレーナー

なるほど、そうなんですね。ちなみに、ランニングをするときに、いきなり痛くなるのと、30分くらい走ってから痛みが出るのだとどちらですか？

高野

最初は平気ですが、徐々にふくらはぎが痛くなってくる感じですね。

このように、体の不調や悩みがあったら、事前にしっかり伝えるとそのあとの体力測定も安心です。具体的にどのように痛むのか、いつから痛むのか、きっかけは分かるかなど、詳しくヒアリングしてくださいます。

亀井トレーナー

高野さんは、上半身の筋肉量に比べると、下半身の方が筋肉が少なく出ています。上半身と下半身の筋肉量のバランスが良い方が、身体への負担が軽くなるんです。もう少し下半身を強化するとよさそうですね。

普段からフィットネスジムに通っているという高野さん。なので、普段トレーニングをする際に、何を意識してトレーニングメニューを選ぶべきかについてもアドバイスをしてくださいました。

運動・トレーニングだけでなく、食事についてもお話をします。

亀井トレーナー

高野さんの普段の食生活についてお聞かせください^^ 日頃は自炊が多いですか？

高野

そうですね。妻がいつも料理をしてくれるので、外食はほぼしなくて、ご時世的にも自炊中心の生活です。

だいたい何時頃にどんなものを食べているかについてもヒアリングをし、食生活の改善点を探っていきます。

亀井トレーナー

自炊中心というのは素晴らしいですね！高野さんは、先程ふくらはぎを痛めてから足をつりやすいとおっしゃっていたので、意識して亜鉛を摂るとよいと思います。あと、食事の感覚があくときは、感触としてナッツやプロテインの摂取もおすすめですよ！

現在の食生活や健康状況にもよりますが、急にガラッと変えるのではなく、無理のない範囲で、その日から取り入れられるようなアドバイスを貰えるのってありがたいですよね。

最後に、ライザップのシニアプログラムについての説明をしていただきました。

亀井トレーナー

ライザップのシニアプログラムは、ダイエット目的だけでなく、体力や筋力をつけて、趣味や旅行を気兼ねなく楽しめるように足腰を鍛える目的で用意しています。健康寿命が伸びると、人生の充実に繋がり、イキイキと毎日を過ごすことができますよね。

一般的に、平均寿命と平均健康寿命は下記の年齢と言われています。

高野

なるべく、要介護の期間は短く、健康に過ごしたいですね。

このような流れで、無料健康相談のカウンセリングは終了です。

ライザップのシニア向けの「体力測定」の内容は？

続いて、体力測定を行います。行うのは、簡単にできるこちらの5種目。約30分程度で測定できるような内容となっています。

1. 握力
2. 片足立ち
3. 30秒イス立ち上がり
4. 前後ステップ
5. イス体前屈

この5種目の測定結果から、健康寿命を左右する「体力年齢」を測っていきます。

亀井トレーナー

それでは、トレーニングルームにご案内します。こちらへお越しください！

トレーニングルームで、体力測定の前に血圧測定を行いました。

亀井トレーナー

血圧が基準値に満たない場合、健康上のリスクがあるのでトレーニングはお断りしています。高野さんは、問題ないですね！

血圧測定の結果が問題なければ、体力測定のスタートです！

1.握力測定

まず1種目めは握力の測定。計測方法はシンプルで、専用機器を力の限り握るだけ。

高野

握力の測定、学生の時以来かもしれません。

せっかくなので、ZERO BODY編集長の加藤も計測させていただきました。

2.片足立ち

次の種目は「片足立ち」。目を瞑って片足立ちをします。

亀井トレーナー

1分測るので、その間に足がつかないように頑張ってくださいね！

高野

ギリギリ耐えられましたが、難しいですね…

亀井トレーナー

5秒も片足立ちできない方も多いので、1分踏ん張れるのはすごいことですよ。流石ですね！

たしかに、目を瞑ると平衡感覚がなくなって結構難しいです。ご自宅でもやりやすい種目なので、興味ある方はやってみてくださいね！

3.30秒イス立ち上がり

続いての種目は「30秒イス立ち上がり」。30秒間、イスに座るのと立つのをなるべく早く繰り返します。

亀井トレーナー

しっかりイスに座る必要はないので、お尻をイスにタッチするイメージでやってみましょう！

加藤

めちゃくちゃキツそう…

亀井トレーナー

こちらも高野さんはかなりスコアが良い方です。膝が痛くてなかなか早く立てないという方が多くいらっしゃいます。

4.前後ステップ

4つ目の種目は「前後ステップ」。こちらもシンプルで、両足で前後にぴょんぴょんジャンプをし続ける種目です。

加藤

だんだん足がもつれてきそうですね。

亀井トレーナー

こちらも高野さんはかなりスコアが良い方です。膝が痛くてなかなか早く立てないという方が多くいらっしゃいます。

5.イス体前屈

最後の種目は「イス体前屈」。イスに座った状態で膝を伸ばし、どこまで前屈できるかを計測していきます。

高野

上半身がすごい伸びました。膝を曲げないようにすると難しいですね。

亀井トレーナー

つったりはしていませんか？こちらで体力測定は以上になるので、お水を飲んで休憩してお待ち下さいね！

体力測定はこちらの5種目で終了です。体力年齢がどう出るのか楽しみに、休憩して少し待ちます！

体力測定結果！体力年齢は何歳？

体力測定の結果が出ました。

亀井トレーナー

高野さんの体力年齢は「46歳」でした！

加藤

高野さんすごい！実年齢よりかなり若いですね…！

亀井トレーナー

お客様の中で、ここまでお若く出る方はほとんどいません！なので「全然動けないだろうな…」という心配は不要です^^ トレーニングする中で、実年齢よりも数十才体力年齢が若くなられる方が多くいらっしゃいます。

このように、独自の体力年齢推定式を用いて、体力年齢を無料で診断してもらうことが可能。トレーナーが見ている中での体力テストなので、体力や身体に不安がある人でも問題ありません。

無料で体力年齢を測定してもらえたり、プロフェッショナルなトレーナーに親身に相談にも乗ってもらえるので、かなりお得だなと感じました。

ライザップのシニアプログラムを体験してみた！

ライザップでは通常、トレーニングの体験は行っていませんが、今回は体験取材ということで特別に、60代以上向けの「シニアプログラム」で実際に行われているトレーニングをいくつか体験させていただきました。

1.バランス能力をつける、片足立ちトレーニング

まず、片足立ちでバランス感覚を養うトレーニング。

下記の動画の通り、片足立ちをして、目線を左右に変えていくトレーニングだったり…

手を開いて、大の字の形で左右に身体を揺らし、片足でバランスを取ったり…

片足立ちで上下に足を振ったり…

加藤

シンプルな動きですが、難しそうですね…！

高野

左足を軸にしたときの方が難しく感じました。

亀井トレーナー

バランス能力があって、体幹がしっかりしていないと、グラグラして立っていられないんですよね。このトレーニングをして鍛えることで、転倒防止に繋がります。左右差に関しても、トレーニングを続けて解消を目指すと良いですね！

2.つまずきを防ぐ、ふくらはぎと足首のトレーニング

続いてのトレーニングは、つま先を上げ下げするトレーニング。

加藤

このトレーニングは、どういった効果や意味があるんですか？

亀井トレーナー

高齢者の方がつまずきやすいのはいろいろ理由がありますが、足首を上げずにすり足で歩いてしまうと、つまづきやすいです。今回のトレーニングは、歩くときに足首を上げて歩けるようにするトレーニングです^^

3.認知トレーニングと運動を組み合わせ

続いて、筋力トレーニングに加え、認知トレーニングを組み合わせたものです。

最初は、胸の前の手をグー、挙げた方の手をパーにします。

高野

これは慣れれば問題なくできました！

加藤

この認知トレーニングは、自宅でも簡単にできますね♪

続いて、難易度がグッと上がるトレーニング。

亀井トレーナー

足でグー・チョキ・パーをしながら、手は足に勝つようにパー・グー・チョキをしてみてください！

私もやってみましたが、結構難しいです（汗）。

加藤

運動をしながら認知トレーニングもできるなんて、一石二鳥ですね。私がライザップを体験したときとトレーニング内容が全く違うので、シニア層の方も安心して通えるなと感じます^^

ZERO BODY編集長の加藤が、RIZAP銀座店で体験トレーニングをしたときのレポートはこちらからご覧いただけます。

【動画あり】ライザップでトレーニング体験してきた！ぶっちゃけた感想や内容を本音レポ

4.足腰を鍛え、姿勢も正せる「スクワット」

続いて、太ももやお尻など、大きな筋肉を鍛えることができる「スクワット」です。

亀井トレーナー

高野さんは、普通のスクワットは慣れているとのことなので、アレンジしたスクワットをいくつかやってみましょう！

アレンジしたスクワットの1つめは、小さいボールを踏みながら行うスクワット。

亀井トレーナー

ボールを踏んでない方の足に重心が寄らないように意識してくださいね。身体はまっすぐです！

身体が揺れているのを見て「どんな感じなんだろう？」と思い、私も少しやらせていただきました。

加藤

ボールを踏んでいる足に体重をかけるのが難しいんですね。だんだん上半身が床についている足側に曲がってきてしまいました（汗）

続いて、ストレッチポールを用いたスクワット。

亀井トレーナー

僕が前後にポールを揺らすので、なるべく身体の軸をぶらさないようにスクワットしてみてくださいね。

高野

すごく身体が持っていかれてしまいますね。

このように、ひとりひとりのレベルにあわせて、最適なトレーニングを提案してもらえるのがライザップ。

最初は普通のスクワットもままならない方も多いようですが、その際はつかまりながらスクワットをしたり、無理のない範囲でのトレーニングメニューを提案してもらえます。

番外編：普段の自主トレのフォームを正しいフォームで！

普段、シニアプログラムでウェイトを使ってトレーニングをすることはあまりないようですが、今回は高野さんが普段ジムで「ベンチプレス」をやっているとのことで、亀井トレーナーに見てもらいました。

高野

フィットネスジムでは、自分でフォームを見ながらやっているので、今回プロにやり方を見てもらえて参考になりました。また、トレーナーについてもらえると、日頃よりも追い込めるので、1回のトレーニングの効率がいいなと思いました。

このように「このトレーニングを見てもらいたい」と相談することももちろん可能なので、普段フィットネスジムで運動しているようなシニア層の方でも、ライザップは満足して通うことができるなと感じました。

大充実！ライザップのシニア向け「無料健康相談」は行く価値あり

今回、67歳の高野さんと一緒にライザップの「無料健康相談」に伺い、60代、70代以上の方にシニアプログラムはおすすめできるなと感じました。

良いなと感じたポイントは下記のとおりです。

• たっぷり120分間、経験豊富なプロのトレーナーに好きなだけ質問をすることができる
• 無料なのに、その日から試せるようなアドバイスをもらえる
• 自宅では計測不可な精度での体組成データを測定し、もらうことができる
• 自信の体力年齢を測ることができ、トレーニングの必要性がどの程度か分かる
• シニアプログラムの内容は、若者の内容と全く異なり、無理のないトレーニング内容だった

実際にご体験いただいた、高野さんにも感想を伺いました。

加藤

ライザップの無料健康相談と、シニアプログラムのトレーニング体験をしてみていかがでしたか？

高野

普段、自己流で体を動かしていますが、トレーナーが個人毎に運動プログラムを設定して指導する仕組みにも興味を持っていました。今回、そんな機会に期待して出向きましたが、初めて体験することも多く楽しい時間でした。体を動かすことが億劫になる年代ですが、このようなサポートがあるとトレーニングを継続しやすいなと感じました。

「体力や筋力の衰えが不安…」「運動したいけど、怪我のリスクが怖い」と思っている60代、70代以上のシニア層の方は、一度ライザップの無料健康相談に足を運んでみてはいかがでしょうか？

今回、体験取材にご協力いただいた、RIZAP銀座店の皆さん、お忙しいところどうもありがとうございました！

またよろしくお願いします！

ライザップ以外にも、ZERO BODYが全国のパーソナルジムを比較・調査して、おすすめパーソナルジムランキングをまとめました。こちらもぜひご覧くださいね！

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